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2019/02/06/エイズ予防講演 登龍中学校 (2018年12月14日)

岐阜県安八郡の登龍中学校にて、3年生の生徒を対象にエイズ予防講演を行いました。
昨年に引き続き、4回目の訪問となりました。

◆登龍中学校(2018年12月14日)

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前回と同じく洗心室と呼ばれる和室で、冬と思えないほど温かい日差しの中、落ち着いた雰囲気で講演は進みました。とても真剣に話を聞いている様子が印象的でした。

後日、生徒からの感想文が届き、経済的にもたいへんな病気であること、一度感染すると今の医学では完治はしないことなど、講演の内容をきちんと理解していることが感じられました。

-----今回受けた質問の一部をご紹介-----
Q.HIVに感染すると免疫は下がりますか?症状はどのようなものですか?
A.かぜをひいた時のような症状が出ますが、すぐに治ってしまうので気が付かないことが多いです。ウイルスが増えると免疫が下がり、日和見感染症にかかりやすくなります。

Q.HIVに感染すると他の病気にもかかりやすくなりますか?
A. かかりやくなります。インフルエンザであっても、そこから肺炎になったりして死んでしまうことがあります。薬の副作用で他の疾患にかかる場合もあります。

Q.男性と女性とどちらがかかりやすいですか?
A.日本では男性のほうが多いです。男性は女性より行動範囲も広く、アジアなどHIV感染が急速に増えている国々で感染してそれを日本に持ち帰るケースも多いのではないかと思います。



-----感想の一部をご紹介-----

・エイズに感染してしまうとどんな症状がでるかや、どのようにHIVに感染してしまうかを理解することができ、これからの自分が健康に生活できるように今日学んだことを生活に生かしていきたいと思いました。

・僕は今まで世界エイズデーというものがあるのは知っていたけど、エイズがどういうものなのかあまり知らなくて、今回の授業を通して、エイズは一度なってしまうと完治はせず、薬にかかるお金や副作用で苦しんでいる人がいると分かりました。今回の授業を経て、改めて自分が恵まれていると知り、また苦しんでいる人のために何か助けになれるようになりたいと思いました。

・私は、エイズはとても恐ろしい病気だということを改めてよく分かりました。エイズは一度感染すると治らないから私は自分の身体は自分でしっかりと守りたいと思いました。今日は私たちのためにエイズについて詳しく教えてくださってありがとうございました。

CATEGORY:エイズ予防講演(教育現場にて)

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