11月23日にジュネーブにある国連合同エイズ計画(UNAIDS)より、2年ぶりに、各国から集めたカントリーレポート2008-2009をもとに、世界のエイズ流行の現状と課題をまとめ、「GLOBAL REPORT UNAIDS Report on the global AIDS epidemic 2010」(360頁)と題する報告書が発表されました。エイズ予防財団が運営するエイズ予防情報ネット(API-Net)から日本語版抄訳が発表されました。
報告書によると、2009年にはHIV陽性者数は3,330万人、新規感染者は260万人と推計され、新規感染者は1999年より19%減少しました。この要因として、アフリカなどの国では予防対策の成果と、ARV治療の普及などがあげられています。ARV治療を受けている陽性者は520万人と、2004年の13倍に拡大されてきています。
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